先生~6月2日(金)にアメリカのビックイベントの経済指標である米雇用統計が発表されますが、今回の発表後の為替はどのように動きますか?
そうだね。じゃあ今日は6月2日(金)の米雇用統計について為替がどう動くか予想してみようか。
米雇用統計とは何か?
まず基礎的な事として、米雇用統計とは何か?という話だけど、米・非農業部門雇用者数と米・失業率の結果を総合した名称として米雇用統計と呼ばれる経済指標の事。
2016年後半から完全雇用の5%以下の失業率だから、米雇用統計で注目されているのは米・非農業部門雇用者数で数字が悪ければドルが売られるし、数字が良ければドルが買われるという仕組みさ。
前回のデーターをチェックして為替変動を確認
じゃあ前回のデーターをチェックしてみようか。
上記の画像は、前回2017年5月5日(金)に発表された米雇用統計だよ。
5月5日の発表では予想よりも上回ったので、一時的にドル買いが進んで上昇したが、4月に発表された数字よりも結果が悪かった事もあり、少し伸び悩んだ結果になったね。
6月2日(金)の米雇用統計ではドル売りが進む?
じゃあ今回の6月2日(金)発表の米雇用統計後の為替の動きはどうなるかというと先生は結果が悪くてドル売りが進むと予想しているよ。
どうしてかというと6月2日(金)の米雇用統計の予想が、米・非農業部門雇用者数が18.5万人で、米・失業率が4.4%なんだけど、5月5日(金)に発表された米・非農業部門雇用者数が21.1万人、米・失業率が4.4%より下回っているのが分かるよね?
まぁ結果的に前回同様、予想よりも上回っていれば一時的にドル買いがあるにしても、その後にドル売りが進む可能性の方が高いかなっと先生は考えるのさ。
米雇用統計発表後におすすめの取引は短期取引
あくまでも先生の個人的な予想でドル売り(USD/JPYならLow)が進むと予想したけど、結果が出ないとどちらに動くかはなんとも言えない。
ただ米雇用統計くらい影響力がある経済指標発表後は為替が動くから取引のチャンス。とくに短期取引がおすすめ。
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