先生～トランプさんが大統領になったらやっぱり為替相場が急激に動いたりするんですか？だってアメリカ大統領選挙の時もそうだったし・・・。
そうだね。あそこまで短期間で急激に動くような事はないと思うけど、それなりに為替に影響を与えると思う。じゃあ今回はトランプが為替相場に与える影響を予想してみよう。
アメリカ大統領選挙から2016年末まで怒涛の円安
まずここでも何度も話題にしてるけど、改めて2016年11月に行われたアメリカ大統領選挙から2016年末までの為替相場を振り返ってみよう。
2016年の11月9日にアメリカ大統領選挙があったけど、大統領選挙前から盛り上がっていたね。でも為替相場はもみ合い状態だった。そしてトランプ氏が優勢になると一時1ドル＝101円台まで下落した。そのためトランプ氏が勝利したらえげつないくらい円高になると恐れていたけど、まさかの円安に進むという事態に!!
そして2016年の12月と言えば約1年ぶりに利上げ実施を発表した事でFOMCの発表があった12月15日には1ドル＝118円台まで円安が進んだね。
つまり約1ヶ月間で1ドル＝101円台から1ドル＝118円台まで急激に相場が動いたという事だ。
ここまで急激に相場が動くなんてめったにないイベントだよ～。先生は大興奮した。
トランプ氏の影響力はすごい!!だから大統領就任式も同じように盛り上がるだろう
そしてトランプ氏が大統領に任命される大統領就任式がついにやってくるね。2017年は円安継続？それとも円高に逆戻り？でも説明したけど、アメリカ大統領就任式は2017年1月20日(金)にあるよ。
ちなみにこれは現地時間だから日本だと翌日の1月21日の深夜1時頃に就任式が行われる事になる。
まぁ～ちょくちょくトランプ氏はSNSなどで発言をしたりしてるけど、公式の場での発言ではない。つまり、この大統領就任式で今後の政策などを演説する事が予想されてる。
そしてこの間も説明したけど、トランプ氏が為替相場に与える影響にどんな影響を与えるかはこの演説での発言が大きく影響するだろう。
- ●演説の内容が経済回復につながる内容だったら・・・
- たとえばトランプ氏が掲げている法人税率を30％から15％に引き下げる案は短期的に株価にいい影響を与えてくれたから法人税率の引き下げが実施されるなら円安継続の材料に十分なる
- ●演説の内容が曖昧または実施される見込みがない等で雇用率などの低下などしたら・・・
- 期待が出来ないと判断され円高に逆戻り。ただトランプ氏は口にした事は実行するタイプだから、急激に円高になるような事はない。
※2017年1月11日にトランプ氏がアメリカ大統領選挙以来はじめて公式の場で記者会見をしたんだけど、やっぱり暴言王って感じだと思ったよ。ただ肝心の具体的に経済成長促進策をどうするかとか曖昧だったから、投資家が落胆してドル売りに走っちゃったね。それで1ドル＝114円台まで下落したね。もしかしたら、1月20日に行われる大統領就任式も同じような感じかもね。
と、予想はしたがこれはあくまでも予想に過ぎないけど、どちらにしてもこのアメリカ大統領就任式がビックイベントになる事は間違いないし、為替相場が動く事は間違いないから狙い目と言えるだろう。
大統領就任式まではもみ合い状態が続く!逆張りで狙いを定めて取引しよう
今のところ2017年1月20日(金)の大統領就任式まで相場が動くようなイベントがないから、大統領就任式まではもみ合い状態になるかな～。
もみ合い状態の時はそう・・・逆張りの取引がおすすめだよ。逆張りで取引する方法はRSIを使って初心者でも逆張りで勝利する必勝法で紹介してるし、取引の参考にして一儲けしよう。
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