まず初心者が覚えてほしい基礎知識として『順張り』を覚えましょう。

・順張りとは、トレンドが出ている時に同じ方向にポジションを持つこと

つまりトレンドに逆らわずに同じ方向で購入する方法の事で、ちなみにトレンドとは相場の方向を表したものです。例えば、ドル円が１００円から１０１円へ上昇しているならば上昇トレンド、逆にドル円が１００円から９９円へ下降しているならば下降トレンドと言えます。

そして順張りをするならMACDがおすすめ！テクニカル分析をしてる方には馴染みがあるＭＡＣＤ(マックディ)ですが、このＭＡＣＤが順張りで購入するのにとても役立ちます。

ＭＡＣＤって何？

・ＭＡＣＤとは上記でも記載していますが、順張りのタイミングを判断するのに活用できるオシレーター形のチャートです。

ＭＡＣＤは２本の移動平均線(短期の移動平均線と長期の移動平均線)を用いる事で相場の周期のタイミングを知る事が出来る指標です。横軸が時間、縦軸は中心を０として上半分はプラス領域、下半分はマイナス領域と呼ばれていて、ＲＳＩとは違い、ＭＡＣＤとシグナルで表示されています。

このゴールデンクロスとデッドクロスに意味があり、ＦＸではゴールデンクロスが表示された場合は『買いシグナル』デッドクロスが表示された時は『売りシグナル』と呼ばれています。そしてバイナリーオプションにおいてもこのゴールデンクロスとデッドクロスは取引に役立つ判断材料です。

何故なら『ゴールデンクロス』と『デッドクロス』が表示された時は方向性の転換が起こる可能性があるからです。

上記の画像は『デッドクロス』が発生する仕組みを簡単に表示してみました。バイナリーオプションでは株を所持する事はないですし、長期の取引をする方は少ないと思いますが、ＦＸなども同じチャートを利用して取引をしてるので、このような高値付近まで吊り上げた後一斉に即売るという行為がある為方向性の転換が訪れます。

ゴールデンクロスはその逆で底値まで落ちてた時に一斉に購入する事で値上がりが発生し、方向性の転換が生まれます。

ただし騙しシグナルに注意

これはバイナリーオプションだけにあるものではなく騙しシグナルはＦＸでも発生します。騙しシグナルとは簡単にいうと『上がるまたは下がると思ったのに方向の転換が無かった』という現象の事です。その理由は簡単でそこが天井(もっとも高い値)や底値(もっとも低い値)では無かったからです。

騙しシグナルに騙されない為には他のテクニカル分析も並行して使用する事が大事。

ＭＡＣＤだけではなく一目均衡表やローソク足などのテクニカル分析を並行して使用する事が大切です。ＭＡＣＤだけでは分からない細かい動きも一目均衡表やローソク足で発見する事もあるので、ＭＡＣＤだけではなく一目均衡表やローソク足などのテクニカル分析を並行して分析をするといいでしょう。