先生～4月23日にフランス大統領選挙がありましたね。僕結果もそうなんですけど、フランスがEU離脱をするのか気になります。教えてください。

分かった。じゃあ今日は第1回フランス大統領選挙の結果と第2回に向けての為替予想とEU離脱の可能性の話をしよう。

第1回フランス大統領選挙の結果

先日フランス大統領選挙で為替変動しユーロが狙い目!?今取引チャンスでも紹介したけど、フランス大統領選挙は2回開催されて、第1回フランス大統領選挙では得票数が多い上位2名が選出された。

事前の世論調査の通り、EU離脱を促進しているルペン氏とEU残留を掲げているマクロン氏が選ばれたんだ。この結果を見てごらん。

マクロン氏は24.01%、ルペン氏は21.3%の得票率とマクロン氏がかなり優勢だね。しかも事前の世論調査ではルペン氏は22.5%あったのにかなりガタ落ちさ。

マクロン氏優勢でEU離脱の危機は回避出来た感じ

そしてすでに敗北宣言しているフィヨン氏とアモン氏はマクロン氏を応援するって言ってるし、つまり、フィヨン氏とアモン氏の支持者は第2回フランス大統領選挙でマクロン氏に入れる可能性が高い。

もうこれはルペン氏大ピンチだ。

と、いう事で、第1回フランス大統領の結果からしてマクロン氏優勢だしEU離脱の危機は回避出来た感じかな。

EU離脱の危機を回避したと感じユーロ買いが進む

EU離脱の危機は回避されたと感じたからだろうけど、4月24日つまり第1回フランス大統領選挙の結果が発表された朝の為替に動きがあった。これを見てごらん。

これはEUR/JPYを5分足で見たものだけど、東京市場がオープンする7時前には117円台だったのに、7時すぎに急激に120円台まで上昇。

これヤバイくらいユーロ買いが進んだことが分かるよね？投資家もEU離脱の危機は回避したと感じた事でユーロ買いをしたのだろう。

第2回フランス大統領選挙までは様子見状態が続くだろう

ただトランプ大統領やイギリスがEU離脱したようにまさかの結果になる事もあるから、これからユーロが買われ続けるというわけではないだろうね。

フランス大統領選挙が1日たった25日のEUR/JPYの動きを見ても119円台を保ってるし、第2回フランス大統領選挙がある5月7日(日)までは上がり下がりをくり返しながら119円台か120円台をキープするような感じになると思う。

ただ今、ルペン氏に対抗してパリでは暴動が起きたりして事などマイナスの要素もあるし、仮にルペン氏が勇勢ってことになればユーロが売られて為替変動も予想されるから、その時の状況を見ながら狙って取引をするといいかも。

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